反論やクレームとどう向き合う?
コロナウイルスで繁盛している企業の秘密

コロナウイルスで繁盛をしている企業が
大切にしているのは商品スペックではなく・・・

こんにちは。

「今日の常識を明日の非常識に」をビジョンに掲げて活動する、
情報発信サイト:SEEKER(シーカー)の、
ビジネスデザイナーの齋藤です。

今回のコラムでも、
実際のお客様とのやり取りで出てきた事例を中心に、
あなたのビジネスやプライベートに役立つ内容をシェアさせていただきます。

つい先日、
医療機器を販売している、
会社の社長さんと打ち合わせをしてきました。

コロナが追い風になっているビジネスで、
今すごく忙しいみたいです。

業務の効率化を目的とした、
webマーケティングのセールスファネル作成のご相談でした。

話好きな社長さんで3時間ぐらいぶっ続けで話をしていたのですが、
そこで話のメインテーマになったのが、
業界の暴露話。

世の中では「これが常識」みたいに言われているけれど、
専門家やその業界の人間から言わせると、
「本当は〇〇だよね」的な話です。

暴露話というと下品な話というか、
あんまり聴きたいとは思えない内容が多いのですが・・・。

この社長の話は業界内の問題点を、
鋭く突いていたように思います。

例え話を用いながら色んな話をしたのですが、
結局大事なのは【商品スペック】よりも売り手の【想い】だよね、
というのが結論でした。

文字にしてみると、
本当にシンプルな結論ですが・・・。

ビジネスを真剣にやっている皆さんはお分かりかと思いますが、
この“売り手の想い”を伝えるのは本当に難しい。

この想いだけで売れないから、
みんなあの手この手と色々と工夫する訳です。

それじゃあ、この社長は、
どうやって“自社の想い”を伝えているのか?

一瞬だけ爆発的な売上を創る企業と
5年、10年、継続的な売上を創る企業の違い

一瞬だけ爆発的な売上を創る企業と 5年、10年、継続的な売上を創る企業の違い

自社のライバルとなる企業の、
webサイトやSNSを片っ端から読んで、
そこで言われている事の“真逆”を伝えているのだそうです。

正攻法では後発組となる自分たちは勝てない。
であれば少し違った観点からメッセージを創るしかないと。

例えば、ライバル企業が、
【健康になるには〇〇というホルモンの数値を□□にするのが大事です】
こんな風に商品を売り出していたら・・・。

同じような商品でも自社で売り出す時は、
【健康になるには〇〇というホルモンの数値ではなく、大事なのは△△です】
と言うわけです。

もちろん、ロジックや根拠を考えるのは大変です。

しかも、こんな伝え方をしたら、
同業者からアンチが生まれたり、
もしかしたらお客様から苦情やクレームが来るかもしれない。

でも、こういう伝え方をするのだそうです。

なぜなら、こういう情報発信の仕方をする事で、
少なからず業界の常識や当たり前に、
疑問を持たせる事ができるからとの事。

自分が理想とする業界を創るには、
地味だけどこのやり方を続けていくのが一番良い、
とも言っていました。

そして、こういう伝え方に変えてから、
会社の業績は大きく飛躍したとも言っていました。

今回の相談はwebマーケティングからスタートしたので、
マーケティング的な話からも少しフォローをしておくと、
webマーケティングの成功でもカギになるのは・・・。

並々ならぬ自社の商品やサービス、業界への想いだったりします。

より分かりやすい言葉に置き換えるなら、
自社のビジネスへの“こだわりやおもしろさ、ねがい“を、
どううまく伝えられるか?という一点に尽きます。

逆に、“こだわりやおもしろさ、ねがい“を表現できないビジネスは、
一瞬爆発的なヒットを飛ばす事はできても、
永続的な売上に繋げる事はなかなかできません。

例えるなら、
一発屋で終わる芸人と、
末長く愛される芸人の違いとも言えるかもしれません。

他人に言われなくとも、
自分で勝手に、
“こだわりやおもしろさ、ねがい“を・・・。

自分の中で磨き続ける事ができる。
そんな芸人は末長く愛され、
売れ続けます。

例えば、ダウンタウンの松本人志さんなんかは、
分かりやすいかもしれません。

時代に迎合する視点も持ち合わせつつ、
自分の中で磨きに磨きを掛けた、
芸をいつの時代も武器にして芸能界で表現活動をしています。

お笑いに対する飽くなき追及があるからこそ、
司会業やコメンテーターなど、
他の仕事をしていても飽きられないのでしょう。

現代のマーケティングでは、
マーケットイン的な視点が重要視されるケースが多いですが、
最も大事なのはプロダクトアウト的な視点です。

※プロダクトアウト→商品提供者側からの発想で開発や販売を行う考え方
※マーケットイン→市場や購買者側の立場に立って、商品を提供する考え方

強烈なプロダクトアウト的な商品やサービスがあってこそ、
マーケットイン的な見せ方をした時にも、
耐えうる商品やサービスになるわけです。

さて、あなたはこの話を聞いてどう思いましたか?

他社からの批判や、失敗のリスクを恐れずに
はじめの一歩を踏み出す秘訣とは?

他社からの批判や、失敗のリスクを恐れずに はじめの一歩を踏み出す秘訣とは?

おそらくですが、
自分の業界で“業界の常識とは真逆のメッセージを伝える”のは、
そう難しくはないでしょう。

何せ、
自分がいる業界ですから専門知識もある。
ちょっと調べればやれない事はないと思います。

ただ、普通の人はやりません。
なぜなら、周囲の目や声が怖いから。

でも、この社長はそれができる。
この違いは一体何なのでしょうか。

ご本人もその点に気づいてなかったみたいで、
打ち合わせでのやり取りを通して、
初めて気づいていたみたいですが・・・。

この社長は、
過去や現在ではなく、
常に未来に目を向けて思考や行動をしているんですよね。

こういう未来を私たちは創りたい。
だから、現在、こういう思考や行動を実施する。

思考や行動を現在で考えていないので、
周囲にどんな目で見られようと、
何を言われようと関係がない。

結果的に、
こういうスタンスでビジネスをしているみたいです。

コロナウイルス騒動を境に、
現在や過去ではなく、
未来に目を向けて・・・。

毎日の思考や行動を組み立てている方は、
確実に増えてきました。

しかし、
まだまだ少数と言わざるを得ないでしょう。

考え方によっては、
まだまだチャンスがあるという事です。

これからの時代、
未来思考ができる方は、
必ず必要とされます。

逆にこれからの時代は、
未来思考を前提とする思考や行動をしていかないと、
生きづらい時代にもなっていくのかもしれません。

さぁ、あなたはどこに目を向けて生きていきますか?

未来ですか?
それとも現在ですか?
もしくは過去ですか?

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