ビジネスで売上や成果を出したいなら、スキルやノウハウを学ぶ前に・・・
こんにちは。
「今日の常識を明日の非常識に」をビジョンに掲げて活動する、
情報発信サイト:SEEKER(シーカー)の、
ビジネスデザイナーの齋藤です。
本日のコラムでも、
実際のお客様とのやり取りで出てきた事例を中心に、
あなたのビジネスやプライベートに役立つ情報をシェアさせていただきます。
〇〇すべき、〇〇しなければいけない。
あなたもビジネスをしていて、
ついこんな風にお客様や自社の社員と、
お話をしている時がないでしょうか。
今以上の売上や成果を創りたい。
誰もがこんな風に考え、
色んなスキルやノウハウを身に付けるためのトレーニングをしていますが、
実はスキルやノウハウを学ぶ前に・・・。
この口癖を見直す事の方が、
ビジネスの売上や成果に与える影響が大きいかもしれません。
それほどこの口癖を見直す事は、
インパクトのある事なのです。
たまたま先日、
コンサルティング先の社長とこの口癖について、
話すきっかけがありましたので・・・。
今回のコラムでは、
この口癖について、
少し掘り下げて解説をしていきますね。
〇〇すべき、〇〇しなければいけない・・・一体、この言葉の何がいけないの?
たくさんの企業の社長と話をしていると、
うまくいく社長は、
〇〇しよう、〇〇したい、とよく話をしています。
逆に、
うまくいかない社長は、
〇〇すべき、〇〇しなければいけない、とよく話をしています。
両者が使う言葉の違い、
分かるでしょうか?
文面ではほんの些細な違いですが、
大きな大きな違いがあります。
〇〇すべき、〇〇しなければいけない。
この口癖、それでは一体何が良くないのでしょうか?
考えようによっては、
強い意志を感じさせる言葉のようにも感じますが・・・。
よくよく考えてみると、
これらの言葉の背景には、
“自分が決めたルールではない”という前提があります。
つまり、
“欲求”ではなく“義務感”から、
このような言葉を発しているケースがほとんどなのです。
義務感からは、
多くの場合、プラスのエネルギーが生まれ得ない事は、
このコラムを読まれている方でしたらご存知ですよね。
例えば、
親や環境、業界の常識が決めたルールに、
渋々従っていると言えば分かりやすいでしょうか。
自分の意思ではなく、
他人が決めたルールに従っていますから、
本人もイヤイヤ取り組んでいるケースが多いです。
そして、イヤイヤ取り組んでいるのが、
周囲の人にも伝わってしまうから、
お客様や自社の社員も何だか言われて良い気分がしない。
しかし、本人がその原因に気づいていないから、
お客様や自社の社員が従わないと、
イライラする。
正に悪循環ですね。
ビジネスで例えるなら・・・。
・商品は品質が良くなければいけない
・集客はたくさんの人を集めるべき
・販売は安い商品でなければ買ってもらえない
このような例えが分かりやすいでしょうか。
自社の社長や社員が、
こんな風に周囲の人に言っていたら要注意です。
〇〇すべき、〇〇しなければいけない。
しかし、少し考え方を変えてみると、
このような口癖が出ていると自覚ができたのなら、
それは自分の価値観をアップデートする良いチャンスかもしれません。
怒りはあなたに大切な事を教えてくれるサイン・・・ネガティブな信じ込みをどう解釈する?
うまくこの機会を利用する事ができれば、
自分の人生を大きく前進させる事が出来るからです。
例えば、
時間は守るべき!時間は守らなければいけない!
こんな信じ込みを持っている人は、
まず何から変えていけば良いでしょうか?
こんな口癖を、
言わないようにする、思わないようにする、
とすればするほど意識をしてしまうのが人間です。
こんな風に考えれば考えるほど、
自分との約束を守らなかった相手の行動に対して、
ますますイライラしてしまうでしょう笑
それでは何から始めれば良いのか?
まず、
このような価値観と自分を同一化しないで、
考えてみる事です。
相手が待ち合わせ時間に現れなかったからと言って、
自分が軽んじられているわけではありません。
このように、
“自分が信じ込んでいるルール”と“自分”を切り分けて考えられると、
多くの悩みや不安を解決できるはずです。
今度イライラした時で構いません。
ぜひ一度深呼吸をして、
自分の内面を探ってみてください。
怒りはあなたに大切な事を教えてくれるサインです。
そして、深呼吸をして落ち着いたら、
ぜひ価値観のアップデートに取り組んでみてください。
逆に、自分ではなく、
ビジネスのお客様や自社の社員が、
〇〇すべき、〇〇しなければいけない。
こんなルールを持っていて、
コミュニケーションを取る時にうまくいかない事が多い場合、
どうしたら良いでしょうか?
そんな時はそのルールの背景に、
どんな大切にしている価値観があるのか?
相手に理解を示してあげると良いかと思います。
例えば、時間は守るべき!時間は守らなければいけない!
と考えている人は、
時間を守る以上に何を大切にしているでしょうか?
例えば、
ビジネスのお客様であれば、
“時間を守るという事”が“自分への重要度の高さ”と考えている人も多いでしょう。
例えば、
自社の社員であれば、
“時間を守るという事”が“自分への信頼の証”だと考えている人も多いでしょう。
こう考えてみると、
時間は守るべき!時間は守らなければいけない!
こう考えている人とのコミュニケーションが少しは変わってきませんか?
仮に、
約束の時間に間に合わなかった場合、
どんな声を掛けてあげれば良いか。
何となく想像が付くのではないでしょうか?
なんのために、
〇〇すべき、〇〇しなければいけない。
こんな口癖を使うようになったのか?
いつもとは違った観点で考えてみると、
新しい現実を引き寄せる事ができるかもしれません。
怒りやストレス、無力感は、
決してあなたを苦しませるためのモノではありません。
ネガティブな感情への解釈が変わった時、
あなたの現実が大きく変わるはずです。
「具体的な内容やノウハウについて、詳しく学びたい」
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こんな風にお考えの方もいるかもしれません。
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