「知識や技術はそれなりにあると思うんですけど、なかなか仕事が取れないんですよね・・・」
こんにちは。
「今日の常識を明日の非常識に」をビジョンに掲げて活動する、
情報発信サイト:SEEKER(シーカー)の、
ビジネスデザイナーの齋藤です。
本日のコラムでも、
実際のお客様とのやり取りで出てきた事例を中心に、
あなたのビジネスやプライベートに役立つ情報をシェアさせていただきます。
「知識や技術はそれなりにあると思うんですけど、
なかなか仕事が取れないんですよね・・・」
先日、
あるコピーライティング講座のオブザーバー
(講師のサポートみたいな役割)として・・・。
受講生相手に、
グループコンサルティングを実施してきました。
※講座には、
ライターやデザイナー、コンサルタント等、
専門知識を活かしてビジネスをしたい方が集まっていました。
で、
その時に結構な人から出たのが、
冒頭のようなご相談でした。
話を聞いてみると、
みんな色々知ってるんですよね。
みなさん専門家として、
既にビジネスをしているわけですから、
それなりに知識や技術はお持ちなわけです。
でも、思った以上に仕事が獲れない。
あなたはなぜだと思いますか?
答えをお伝えする前に、
一つ例え話をします。
あなたがもしお客様であれば、
どちらのビジネスパーソンから、
商品やサービスを買いたいでしょうか?
=====
■Aさん
「自分の私利私欲のために、
私の商品やサービスを買ってもらえませんか?」
■Bさん
「あなたやその先にいる人たちの幸せのために、
私の商品やサービスを買ってもらえませんか?」
=====
もちろん多くの方が、
後者のビジネスパーソンから商品やサービスを買いたい、
こう思うはずです。
しかし、
多くの方が、
自分でビジネスを持ち、自分の商品やサービスを売る時・・・。
前者のような姿勢で、
商品やサービスを売ってしまっているわけです。
そもそも知識や技術は、どんな目的のために学ぶのでしょうか?
つまり、
勉強好きで、
たくさんの知識や技術を持っている。
でも仕事が獲れない。
こんな人ほど、
相手ではなく自分にベクトルが向いてしまっている、
と言うケースが多いように感じます。
相手のためではなく、
自分の満足のために、
知識や技術を磨いている。
そして、
それを活かそうと思っても、
常にベクトルは自分向き。
これではなかなか仕事は獲れないですよね汗
自分の満足に矛先が向かっているわけですから、
相手からすると、
買いたいとは思わないわけです。
なぜこのような事態が起きてしまうのでしょうか?
それは、
知識や技術が一定数以上ないと、
ビジネスはできない!
こんな風にして煽りに煽った、
ビジネススクールや起業塾にも、
責任の一端がある気がします。
そもそも、
知識や技術は、
どんな目的のために学ぶのでしょうか?
仕事が獲れない方の多くは、
なんのために知識や技術を学ぶのか?
この点が明確ではありません。
「なんとなく、自分に必要そうだから」
「話を聞いて、すごそうなスキルだったから」
「〇〇さんから、強く勧められたから」
このような曖昧な理由から学んでいる方が、
多いような気がします。
準備のための準備、
という悲しい状況になってしまっているケースが、
多いのです汗
こんな悩みや不安をお持ちのようでしたら、一旦勉強するのを辞めてみませんか?
一転、
目的をもって学んでいる方は、
スタートから動機が違います。
「今以上にクライアントを救いたいから」
「こんな世界を創りたいから」
「今より稼いで社員に楽をさせたいから」
自分のためという事はもちろんですが、
自分以外の人のために、
知識や技術を身に付けたい。
こんな考えの方が多いのです。
さて、
ここまで仕事が獲れない原因について、
解説をしてきましたが・・・。
そろそろ解決策を提案させていただきます。
仕事が獲れない・・・
売上や成果が出ない・・・
協力者がいない・・・
こんな悩みや不安をお持ちのようでしたら、
一旦勉強するのを辞めてみませんか?
そして、
自分の周囲にいる方、
他人のために今以上に・・・。
お金や時間、労力を使ってみませんか?
まずは3人で良いと思うのです。
見込み客、ビジネスパートナー、
はたまた家族でも構いません。
まずはこの3人を感動させる事から、
仕事の獲得に繋がっていくはずです。
例えば・・・。
・打ち合わせ前に、
言われんでも提案書を創って持って行く。
・相手が喜びそうな、
行動やプレゼントを定期的に実施する。
・手紙やお礼状を書いて、
相手との接点を増やす。
まぁどれも昔から言われている、
当たり前の事ではありますが、
実際に実施している方はそう多くはないのでしょうか。
今まで自分の勉強のために使っていた時間を、
お客様を感動させるために使う。
そして、
感動させるために必要であれば、
勉強をしてみる。
つまり、
目的ありきで勉強をする、
という事ですね。
今回であれば、
お客様を感動させるために、
これが必要だから勉強してみる。
という感じです。
このように、
発想の転換をしてみる事で、
なんだか現実が変わりそうな気がしてこないでしょうか。
知識や技術はあるに越した事はありません。
しかし、
人との接点がどんどん気薄になっている、
アフターコロナ時代。
プラスアルファで、
人を感動させる力というのも、
仕事をする上でさらに重要になっていくかもしれません。
ちょっと辛口の内容になってしまいましたが、
あなたの人生にちょっとした気づきを、
与えられたのならば幸いです。
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